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2002.2.16 Press Release

NTT西日本沖縄支店の「教育現場におけるインターネット利用研究事業」に技術協力

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平成12年7月、文部省学習情報課より「学校教育の情報化」と題した考え方が出されました。ここでは、すべての「学校」「教室」「教科」「授業」「教員」がコンピューターやインターネットを活用できるような状況を実現することを目標として掲げていますが、実際にはいろいろな問題を抱えていると言われています。 そこで今回、NTT西日本沖縄支店が主体となり、その現状を少しでも改善したいという趣旨で「教育現場におけるインターネット利用研究事業」が行われました。レキサスも微力ながらお手伝いさせていただきましたので、ここにご報告いたします。

■おもな研究事業内容

1)現状課題を解決するための研究材料利用
現状課題: 教育現場の意見が反映されるクローズタイプの教師交流サイトが無い。
研究材料: 「OKINAWA Team Gear」を利用した教師間の交流

現状課題: 教師にとってホームページの中から授業利用することができる良質のコンテツを探すことが負担である、また、膨大な情報量によりサイトの選択に時間がかかる。
研究材料: 琉球大学・学生によるリンク集データベースの利用

現状課題: ホームページは教材として作られていないため、授業に利用することが難しい。授業に活用できるホームページが少ない
研究材料: 琉球大学・学生によるホームページを簡単にアップロード・削除できるシステムを利用

2)インターネットで学校と家庭を結ぶモデルケース実施
浦添市立港川小学校4年2組生徒全員の自宅にパソコンを設置(すでに自宅にパソコンを持っている生徒以外は、NTTが貸与)、生徒のインターネットリテラシー向上に大きく貢献したと考えられる。

■研究事業報告会

2002年2月16日、NTT西日本沖縄支店において研究事業の講演会・報告会が行われ、今回の研究事業に参加した琉球大学教育学部 米盛教授・大学生をはじめとする教育関係者の方々が多数参加しました。

上記の「モデルケース」に見られるように、今回の研究事業では生徒のコンピュータリテラシー向上など一定の成果を上げつつも、指導者側のスキルの問題、またその解決の難しさなど、克服すべき課題も数多く抱えているのが現状との声が多く挙がっています。

■レキサス特別協賛

レキサスは、本研究事業に特別協賛として「TEAM HUB(チームハブ)」のエンジンを利用した「OKINAWA Team Gear」を提供。研究材料(教員間のコミュニケーションツール)としてご活用いただきました。
参加対象: 沖縄県内の小学校4.5年生の教師及び中学校の社会科の教師
研究期間: 2001年9月12日~2002年2月16日
実施主体: NTT西日本沖縄支店
特別協力: 琉球大学教育学部教育実施センター・沖縄県立教育センター

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